ツキ吞み⑨ 「弥生三月と開設日問題と意識転換の巻」

 

呑みたい気分でツキイチエッセイ

「弥生三月と開設日問題と意識転換の巻」

 

 あまり寒さを感じないで済んでしまったこの冬も過ぎていよいよ明日から弥生三月。あっという間に長く暑い夏がくることでしょう。

 

 ところでこのHP、なにしろおっかなびっくり作業を積み重ねて形にしていったため(現在も途上ですが)、はたして開設日がいつなのか、はなはだ不明瞭。ただ、jimdoへの登録日が2016年4月8日で、そろそろ人の目に触れても大丈夫かもと公開したのち始めたツキイチエッセイが同5月からなので、2016年5月開設ということにしましょうか、と思っています。

 

 つまり朗読会の実現と継続開催もこのHPも、一年前には影も形もありませんでした。それもこれもナニモノでもない一個人であるわたしにエールを送ってくださり、朗読会に参加してくださり、興味を持ちそうな友人知人をお連れくださる方々のおかげ。読むことやおはなし、本そのものを愛する素晴らしい方々の輪がどんどん膨らんでゆくおかげです。

 

  話は変わりますが、昨日夕方のことです。洗濯槽に給水するホースが外れ、見事床が水浸しになりました。無我夢中で掃除をし、普段見ない洗濯機の裏側や床まですっかりきれいに拭き取って、すっきり~♪と悦に入ったりしてたのはいいのですが、どんな力の入れ方をしたのかその晩、右肩と腕の激痛に耐えかね一晩一睡もできずにもんどりうって過ごすことになりました。

 

 

 余裕のあった1、2月を過ぎ、ちょうど明日からさまざまな行事が目白押しです。しかも3月はギターを弾く機会が少なからずあります。なんで今このタイミングで肩をと嘆かずにはいられません。基本何があっても結果選ばれた道こそが「わたしの選択すべきこと」だと考えることが多いのですが、こればっかりは違うんじゃないの !と地団太を踏む思いでいました。

 

 

 けれど、病院で手当てしてもらい薬を飲んで多少なりとも痛みが緩和し、こうしてパソコンにも触れて今月のエッセイが仕上がりそうとなった途端、やはり今回のケガもわたしに何かを示唆してくれたのだろうという意識に転換することができました。「焦ってますよ」とか「無理しちゃだめですよ」とか。ノーテンキでしょうか、とも思います。

 

 無理せず焦らず、流されるようにしながらその中に「選択すべきこと」を見つけていく。そんな気持ちで運営していく「よむのむ研究会」に集ってくださる素敵な方々との出会いこそがまさしく「わたしの道」なのだという気がしています。相変わらずおっかなびっくり作業しているこのHPの内容が、来年弥生三月までにどう変化するのか、とてもとても楽しみです。

 

2017/2/28