出場・出演履歴 (2016,2017)


朗読教室プチプラージュさん主催のリーディングライブに、今年も出演させていただきました。今回は第二部の3番目でした。くわしくは代表の方のブログ「葉月のりこ朗読日記」をご覧ください。

 

朗読した作品は、昨年同様田川未明の作品。今回は「詩のやうなもの」の中から『はまぐり』を選びました。

小売店で見つけた生きのよい小ぶりのはまぐり。「まずは砂出しを」と意気込むも、なかなか口を開かない。「亭主とふたり」、はまぐりを入れた「銀色のボール」を覗きこみ、ああだこうだと言い合う様子に、ご夫婦の仲睦まじさが伝わってきて、読み手の心を安らがせる、そんな作品です。

(田川未明公式サイトはこちら)

 

今回もまた、作品の魅力をなるべく損なうことなく朗読したいと願いながら立ちました。昨年よりはリラックスできたように思います。貴重な機会をありがとうございます。



朗読教室プチプラージュさん主催のリーディングライブ 第三部に出演させていただきました。くわしくは代表の方のブログ「葉月のりこ朗読日記」をご覧ください。

 

朗読した作品は、田川未明作『輪舞曲(ろんど)』。三つのお題付き+800字という遊び心のある制限を受けて書かれたこの作品は、11歳の少女を通して、母親の、そして少女自身の女の部分をも峻烈に浮かび上がらせ印象に深く残る掌編です。

(田川未明公式サイトはこちら)

 

作品の魅力をなるべく損なうことなく朗読したいと願いながら立ったステージ。スポットライトを浴びて背筋が伸びました。貴重な体験となりました。ありがとうございました。



朗読教室プチプラージュさん主催の「歌人・作家の東直子先生と詠む×読む×語る」に出演させていただきました。くわしくは代表の方のブログ「葉月のりこ朗読日記」をご覧ください。

 

著者である東直子先生を目の前に、著作である『レンズ』(「とりつくしま」より)の一部を朗読させていただきました。

 

――心残りが強いまま亡くなった人が何か(無機物に限る)にとりついて、自分が亡くなった後の様子を見る機会を得る。

そんな「とりつくしま」のお話の中でも『レンズ』は、孫の入学祝にプレゼントしたカメラにとりついて孫のそばにいたいと願ったおばあさんが、いざとりついてみたらすでにカメラは質屋に売られたあとで……。というお話。おばあさんの失意や諦念があっけらかんと描かれて明るい印象になっているところがとても好きな作品です。

 

貴重な機会をありがとうございました。



 赤坂の小劇場「赤坂CHANCEシアター」で開催されている参加型朗読イベント。プロ・アマ・年齢・性別・国籍問わず、誰でも参加できます。エントリーした出場者は持ち時間10分以内で得意の朗読を披露! イベント最後に観客から「好きだった朗読2つ」に投票してもらい、 最も票を集めた出場者には賞金が支払われます。

「朗読ファイトクラブ」HP 

 

「ガチンコ勝負 !」

「賞金は君の手に !」

 豪快な煽り文句ですが、その実、主催者側の気配りが行き届いたアットホームな現場では、観客の皆様に楽しんでもらいたいという思いで一致団結。演者同士が和やかに協力しあって盛り上げました。

 

 くじ引きで読み順が1番に。オリジナル作品『おじいちゃんの無重力』を朗読させていただきました。とても楽しいイベントでした !