最終練習 藤沢ジュニアオーケストラ クリスマスコンサート

 

 藤沢市、鵠沼公民館協賛事業として毎年開催されている「藤沢ジュニアオーケストラ クリスマスコンサート」の『ピーターと狼』という曲に朗読で参加させていただくことになりました。

 

ピーター、あひる、小鳥、狼、おじいさん、狩人、猫。そして、ナレーター。この8つの役どころを5人で朗読するので、ひとり二役どころか三役を担う人もいます。そこで、朗読中の役柄をわかりやすく示す工夫として、よむのむのメンバーのおひとりがこのボードを用意してくれました。

 

(手作りのオリジナルボード。ハイクオリティ♪) 

オーケストラの演奏と朗読を合わせるのは、想像以上に難しいものでした。演奏者はついセリフに耳を傾けてしまってタイミングを逃しがち。オーケストラの指揮者が「朗読の人には申し訳ないけど、演奏しているみなさんはセリフを聞かないで !」と、わたしたちに気を遣ってくださりつつ注意している様子を目にしては、音楽に素人のわたしたちは「なるほどそういうものか」と感心したり、より緊張が高まったり(;^ω^)

 

わたしたち朗読者はといえば、手元にあるのは朗読のための台本だけ。楽譜はありません。たとえあっても読めません(;'∀') どの部分にセリフが入るか、ひたすら聞いて覚えるしかありません。指揮者からキューは出ますが、それを待っているだけではそれこそタイミングを逃してしまうからです。加えて、タイミングばかり気にして表現に気が回らないと、ストーリーがまったく伝わらなくなってしまいます。

 

オーケストラとの合わせ練習と朗読だけの練習、もちろん各自で自主練 ! それも到底満足いくほど繰り返し練習する日程も時間もとれませんでしたが、本番一週間前のこの日、最後の合わせ練習では、音楽と朗読とがひとつのカプセルにおさまったように感じました。

 

「藤沢ジュニアオーケストラ クリスマスコンサート」は、藤沢市 鵠沼公民館で、12/23㈰14時から開催。入場無料。『ピーターと狼』は前半2曲目です。後半のクリスマスソングもすばらしく聴きごたえあり ! おすすめです♪

 

2018/12/16